クラウドファンディング募集終了

クラウドファンディング終了

昨日をもちまして、第二回クラウドファンディングの募集を終了致しました。
沢山のご支援、誠にありがとうございました。
目標の4倍以上のご支援頂き、結果には狼狽さえしております。
結果は皆様のご期待として受け取らせて頂き、これを力にかえ、「ハルカの国」の制作へ一層励んで参りたいと思います。
どうぞ、これからもよろしくお願い致します。

記念品のお届けとしましては、本日より各方面へデザイン提出、発注をおこない、各所より届いた物に此方で手を加え、発送となります。
二万円でご支援頂いた記念ディスクコースに関しまして、和紙によるケースが発注後より製造とのことで納品に一月以上かかると連絡がありました。申し訳ありません、こちらのコースのお届けは六月以後のお届けになると思われます。
五万円でご支援頂いたブックレット型ケースに関しましては、五月末~六月中旬にお届けすることが叶うよう、工程をすすめてまいります。
製造工程において、遅延が発生しました場合、都度お知らせさせて頂きます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

雑記

改めて、クラウドファンディングへのご参加、ご支援、ありがとうございます。
かしこまると言葉が出ないので、以下は通常スタイルで御礼を述べさせて頂く。

目標の4倍近くご支援頂けたことにはおったまげた。
前回と比べ、五万円、二万円の高額支援コースがあったことも成功の要因だろうけど、高額支援コースにこれほど多くの方が支援下さったことには感謝してもしきれない。
まさに望外。
大変に嬉しい結果として終われた。

記念品は自分が作ってみたいもの、お届けしたいものをこだわって作ることが出来た。
これも嬉しい。
中途半端なものを作っても貰った方の喜びが薄かろうと、色々こだわった。すると材料費がとんでもないことになる。それで五万円なんて強気過ぎる値段設定になってしまった。
当初は「さすがに無理かな」と思い、他の方法も模索したが、やはり最初の試作品が一番良い。これでいきたい。しかし高すぎる。
迷っていたところ、ブログでの発表時に、高額コースを申し込みたいとのメッセージを幾つか頂き、踏ん切りがついた。
よし、やろう。
試作品に自信があったから、作っていて楽しかった。やはり「良いもの」と思えている物を作るのは楽しい。これが相手の手元に渡った時、どんな反応があるだろうと妄想するのはモチベーションになる。
逆に妥協は命取りだと改めて感じた。
材料費が安く済む他の試作品に関しては、やる気がゼロ。詐欺行為をしているような罪悪感さえあった。なにせ「感動してもらえるだろう」という期待ではなく、「叱られるかもしれない」「失望されるかも」という不安しかなく、希望としては「許してほしい」という消極的なもの。そんな思いでモチベが湧くわけもなく、作業への忌避感が凄まじかった。
だから、この度の返礼品に取り組めたことは大変感謝している。
作っていて、デザインしていて、発注していて、楽しかった。
ゴム判子という初の試みも、失敗は多くあったけれども、「良い物作っているのだ」という自覚を持っていたから挫けずに済んだ。
素人が掘った感は否めないが、そこが手作りの味わいにもなっているのではないかと欲目には思っている。
早く完成させて皆様の手元にお届けしたい。
自分用にも早く欲しい。

決戦編の進捗

80000文字ほどあったプロットをオブザーバーに見せ、感想をもらった。
毎度のこといくつか指摘はあったが、概ね良好。
キリンの国以来のアドベンチャー、冒険ものだとも言われた。キリンの国と対になる大人の旅を目指していたので、目論んでいることがプロット段階では叶っているようで安堵した。
キリンの国のように冒険ものであるけれど、キリンの国とは雰囲気が違う。彼方は「きれいなものを見に行こう」とした。此方は「恐ろしいものを見に行こう」としている。向こうが夏の日射しの下で繰り広げられた冒険だとすれば、こっちは夏の夜を彷徨う冒険である。
そういう陽と陰の違いも「しっかり感じられた」とのことだったから、期待してもらいたい。
星霜編とはまたガラリと変わった物語になると思う。
どちらかと言えば、我が輩が得意とする分野。
空間をダイナミックに移動し、その移動におけるスペクタクルでエンタメを演出する。
アドベンチャー、冒険もの。
言うなれば、星霜編はカーブ。
この度がストレート。
我が輩本来の得意球と言える。

得意球であるが、得意だから投げるわけではない。
「決戦編」をアドベンチャーとするのは、その後に続く「ハルカの国」における集大成「春秋編」「永訣編」がストレートではないから。
では星霜編のような構成なのかと言えば、それも疑問符。
今まで隠していた決め球を満を持して放る、と言えば近いかもしれない。
ストレート、カーブで翻弄しておき、いよいよそのパターンも捕まるというところで、最後の最後、決め球を投げる。
そういう配球を考えているから、この度は全力ストレートで勝負する。
「決戦編」はハルカの国六編において、最も冒険色の強い、アドベンチャーエンターテイメントになっている。ただし、上記した通り、キリンの国のような眩しい日射しの下で繰り広げられる少年達の冒険ではない。
太古へ、過去へ遡る、暗闇の中に分け入るような冒険である。
決戦編、ハルカとユキカゼは再び戦う。
しかし戦うのは、お互いとは限らない。彼女等は過去と再会し、決戦を迎える。
決戦編の中で何が蘇ってくるか。何が二人に襲いかかってくるのか。そういうものも、見て頂ければと思う。

現状、シナリオを執筆中。
五月内にシナリオをあげたい。
とにかく、面白いものを作りたい。

頑張りまさ!